現金で支払うのと、クレジットカードで支払うのでは同じ金額なのになぜクレジットカードで支払うとポイントが付与されるのでしょうか？

支払が先送りされるのに、さらにポイントが付与されるなんてクレジットカード会社はどうやって儲けているのかわからないという質問を受けることかあります。

クレジットカ一ド会社の収入は大きく３つ存在します。

１つ目はクレジットカードの年会費、２つ目はキャッシングやリボ払い・分割払いによる手数料収入、３つ目が加盟店からの手数料収入です。

１．年会費

１つ目の年会費は簡単で、クレジットカードによっては年会費が存在しますので、この年会費がカード会社の収入になります。

２．金利・手数料収入

２つ目の金利・手数料収入は、リボ払い等を利用することで年利数％の手数料をカード会社に払います。１００，０００円を実質年利１５．０％で毎月１０，０００円ずつ返済するリボ払いの場合、総額１０７，４９７円をカード会社に支払います。この差額７，４９７円がカード会社の収入になります。

３．加盟店からの手数料収入

３つ目は加盟店からの手数料収入です。例えばＡさんがＸ店で１，０００円の商品を買ったとします。現金で支払うと１，０００円がＸ店にそのまま入り、商品がＡさんに渡されます。

クレジットカードで支払うと、クレジットカード会社に「このクレジットで支払えますか？」という与信をして、問題がなければＡさんには商品が渡されます。

この時点では×店にはお金は入りません。１０日〜２ヶ月程度でＸ店にクレジットカード会社から商品代金の１，０００円から手数料(例えば５％)を引いた金額が（この例だと９５０円)が入金されます。

Ｘ店にとってクレジットカードで支払われるのは得ではありませんし、資金回収が遅れます。しかしクレジットカードが使えるというメリットをお客さんにアピールできるためにクレジット決済を導入するお店が多いです。

特にインターネットショッピングの場合は、クレジットカード支払を受けつけることにより、お客さん、はリアルタイムに商品を購入できるメリットがありますし、お店側は銀行の入金確認などする必要がなく、商売に専念できるというメリットがあります。

これらの収入があるために、クレジットカード会社は利用者にポイントを付与することができるのです。

参考にしてみてください。

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