クレジットカード取締法の抜け穴と称される分野は、現時点ではかなり塞がれたといえますが、以前は、野放し、規制対象外、法解釈上意見が分かれる、あるいは罰則が極めて軽いなどの分野が散見されました。

その結果、海外の不良分子からこの抜け穴を突かれて、カード関連犯罪が続発したことについては周知のとおりです。

下表でこの抜け穴とその隙を突いた犯行とを整理してみます。



ただし、ここでお断りしておきたいのは、空白期間の計算です。犯行がいつ始まったかを１件ごとに押さえるのはまず不可能に近いです。

メディアが報道したのを一応の始期としたが、これまた唆昧です。

したがって、犯罪スタート時期から法制定時期までの空白期間は、大雑把なものとご理解いただければと思います。

参考にしてみてください。

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