加盟店向けのクレジットカード偽造・変造対策をご紹介します。

１．ＰＯＣ探知システム

クレジットカード情報を窃取し、これを犯罪グループへ横流しする不良加盟店（Point of Compromise）を探り出すシステム。

２．売上伝票モニタリングシステム

アクワイアラが加盟店から上がってきた売上伝票をモニターし、不正操作の有無を探り出すシステム。

３．フロアリミット

クレジットカードで買物をする際、加盟店はアクワイアラに対し商品を売ってよいかどうかをオーソリシステムを通じ照会するよう義務付けられていますが、この義務を免除する一定の限度（少額ならば照会は不要）をいいます。

フロアリミットをゼロにすると（すべての取引についてオーソリをかける＝全件オーソリと言う）、セキュリティ上は安心できますが、オーソリコストが嵩む、販売時に手数がかかる、等の難点があり、アクワイアラと加盟店との間でどの辺で線引きするか操める材料となります。

国際ブランドカードが中立的な立場で決定します。

４．無効通知

カード会員は、盗難にあったカーﾄﾞ、あるいは落としてしまったカード等をカード会社へ届け出ますが、カード会社は、これを一覧表にして加盟店に通報する通知をいいます。加盟店への連絡方法としては、郵送、電送、およびオーソリシステム組み込みの３つがあります。

ご注意ください。

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